理系脳を持つ子供の特徴を徹底分析!幼児期の遊びから文系脳との違いを理学博士が解説

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「AIの発展により今ある職業の大半は今の子供たちが大人になるころには消えてなくなる」
「これからの時代に必要なのは理系脳だ」

と言われていることから、自分の子供が理系脳かあなたも気になっているのではないでしょうか?

そこで今回は

  • 理系脳を持つ子供の特徴やどんな遊びをしていたのか知りたい
  • 自分は文系脳だけど子供は理系脳になるのか気になる

と思ってるあなたに、実験大好きで博士号まで取得した私が理系脳を持つ子供の特徴と文系脳との違いを分かりやすくお伝えします。

理系脳を持つ子供の幼児期の遊びについても説明しているので、子供の遊び方で理系脳か文系脳か分かるようになりますよ。

この記事がオススメな人
  • 理系脳は生まれつきなのか知りたい
  • 理系脳を持つ人が幼児期にどんな遊びをしていたのか興味がある
  • 理系脳と文系脳の違いを知りたい
  • 自分の子供が理系脳か文系脳か気になる
目次

理系脳を持つ子供は生まれつき?幼児期の特徴と好きな遊び

理系脳は生まれつきではなく、後天的に育てることができます。
なぜなら人は環境に大きく左右される生き物だからです。詳しくはこの後で解説しますね。

始めに理系脳が何か簡単にお話します。
理系脳は単に理科や算数のような理系科目が得意ということではなく、物事の考え方が理系的であることです。

具体的には、理系脳が発達していると

  • 理論的思考力
  • 問題解決力
  • 発想力
  • 検証力
  • 推理力
  • 数理処理能力

が優れています。

簡単に言うと、理科の実験が得意という感じです!

近年では理系脳を持つと

  • 就職に有利になる
  • 生涯年収が高くなる

などと言われていて理系脳人気が高いです。
なので、親としては子供が理系脳か気になりますよね。

安心してください^^
最初に言った通り、理系脳は生まれた後で育てることができます。
親が理系脳か文系脳かは関係ありません。

理系脳を育てるためには遺伝よりも環境が大事となります。

実際に私の家系には文系脳の人も理系脳の人もいますが、私は理系脳です。
私が理系脳になったのは母の育て方が大きく影響しています。

理系脳の育て方については知りたい人はこちらのブログを参考にしてください。

私は、今は研究者として働いていて、子育ても理系脳をうまく使って楽しんでいます^^

0歳児~理系脳を持つ子供の特徴と好きな遊び

0歳は一生のうちで1番の成長期でカラダだけでなくココロも猛スピードで発達していきます。

1歳までの赤ちゃんは外からの刺激で

  • 視覚
  • 嗅覚
  • 聴覚
  • 触覚
  • 味覚

といった五感を育てることを大事にしましょう。

五感を育てることで好奇心が生まれます。
理系脳と文系脳とでは、好奇心の表れ方が違ってきます。

理系脳を持つ子供は人の表情や物事をよく観察するのが特徴です。

このようにして、理系脳を持つ子供は0歳のときから自然に理論的思考力と推理力を鍛えているんですね。

理系脳な私は0歳のころからジーッと周囲の観察をしていたそうです。


私の娘も0歳のときから人の顔や周囲の様子、初めてのおもちゃなどをよーく観察しています。
なので、娘も理系脳が優位なタイプかなと思っています。

1〜2歳児~理系脳を持つ子供の特徴と好きな遊び

1歳くらいになると、自分で歩いて好きなところに行ったり、少しずつ話せる言葉が増えてきます。
また指先もかなり器用になってくるので遊びの範囲がグッと広がります。

理系脳を持つ子供は観察力に加えて分析力も伸びてくるのが特徴です。

色や形によって子供なりに身の回りの物を分類し始めます。子供ならではの柔軟な発想で大人には思いもよらない分け方をして楽しませてくれます^^

例えば、1歳の娘は赤ちゃん用のヘアブラシを大きな歯ブラシだと思って、ヘアブラシで歯を磨こうとしていました。

その発想はなかった・・・!
けど、名前も形も確かに似てます笑

また柔軟な発想力で、いくつかのおもちゃを組み合わせて遊んだり、遊びの中に子供独自の工夫をして新しい楽しみを見つけるようになります。

我が家では、おままごとのにんじんときゅうりを組み合わせたり、型はめパズルに別のおもちゃをはめてみたりとひとつのおもちゃでいろんな遊びを楽しんでいます。

3〜5歳児~理系脳を持つ子供の特徴と好きな遊び

保育園や幼稚園に通い出すと集団に触れる機会も増え、比べることを学ぶようになります。
比較というとどうしても優劣をつけるイメージを持ってしまいますよね。
でも、実は比較することは理系脳を育むためにとても大切なことなんです。

実際に科学の世界では、新しいことを研究するときは他のものと比べる実験します。
それに今あるものをより良くしようと思うのも比較ですよね。

ここで、私の例を出します。
私は幼稚園時代に友達とミニ四駆で遊んでいましたが、マシンを改造するときは見た目より機能を重視していました。

速く走らせるために、軽くしたりボディをやすりで削っていました!

もちろん、難しいことは数式なんて分からないので全て感覚ですが、少しでも速く走るマシンを作るという比較から生まれた発想です。

同じおもちゃで遊ぶにしても理系脳と文系脳で遊び方に違いが出てくるので、自分の子供がどちらか気になるお父さんお母さんは“何で”ではなく、“どうやって”遊んでいるかを見てみてくださいね。

また、おしゃべりが上手になってくると「なんで?」「どうして?」と自然現象に興味を持つことが増えてくるのも理系脳を持つ子供の特徴です。

身近なことに疑問を持つのは自分で考えて理解しようとしている証拠なので、一緒に答えを導き出してあげましょう。
本で調べてもいいですが、このときも比較実験が役に立ちますよ。

理系脳を持つ子供と文系脳を持つ子供の特徴の違い

ここまで理系脳を持つ子供の特徴と好きな遊びについて紹介してきました。
次に文系脳を持つ子供との違いを見ていきましょう。

ただし、子供はまだまだ成長過程にありますし、冒頭でも述べた通り文系脳か理系脳かは育つ環境によって大きく左右されるので、あくまでも現時点では、と考えてくださいね。
また、大事なのは文系脳か理系脳かではなく、その子の持つ本来の力をどれだけ伸ばせるかです。

子供の興味関心から分かる理系脳と文系脳の違い

理系脳を持つ子供は世界の不思議に興味津々です。
「なんで?」「どうして?」を連発してお父さんやお母さんを困らせてしまうこともよくあります。

なんでお空は青いの?

なんで虹はつかめないの?

どうしておもちゃは手を離すと落ちるの?

自然現象や身近な出来事が気になるのは理系脳の特徴です。

子供の疑問にすべて答えようとすると親は大変ですよね。
そんなときは何でも答えないといけない、子供に分かるように教えないといけないと思わずに、子供と一緒に疑問を解決しようというスタンスで気楽に接すると良いです。

一方で、文系脳を持つ子供は「なんで?」「どうして?」と感じる対象が物事よりも人の感情になることが多いです。

例えば、お友達とケンカをしてしまったときはケンカの原因となる出来事よりも怒っているという感情部分にフォーカスします。
なので、仲直りするためには「ごめんなさい」と悪かったことを謝るなど相手の気持ちに寄り添って解決しようとします。

感情が読めない人に対してはどう接していいのか分からずに困ってしまうので、お父さんお母さんは自分の感情をしっかり表に出すことで子供を安心させてあげましょう

行動に現れる理系脳と文系脳の違い

行動に関しても疑問を持つ(興味を持つ)対象が理系脳と文系脳を持つ子供で異なるため、行動にも違いが出てきます。

理系脳を持つ子供は自然現象など原理や仕組みに興味を持つ傾向が強いです。
なので、理系脳を持つ子供は、おもちゃを分解することで仕組みを知りたがったり、おもちゃを改造してどうなるか遊びながら科学を勉強していきます

それに対して文系脳を持つ子供は、感情部分にフォーカスすることが得意です。
お母さんごっこなどごっこ遊びをするときは人物になりきって行動だけでなく感情まで表現してくれます。
文系脳を持つ子供は目に見えないところまでしっかり自分のものにしてアウトプットすることに長けています

まとめ

理系脳と文系脳を持つ子供の特徴と違いについて遊び方や普段の言動の違いから解説しました。

理系脳と文系脳では興味を持つ対象が異なるため、その影響が遊び方や発言の違いとして出てきます。
子供が理系脳が文系脳かに合わせて声のかけ方や遊び方を工夫することができますね。

 理系脳を持つ子供は

  • 自然や身近な出来事に対する興味が強い
  • 物事の仕組みや原理を知りたがる

 という特徴を持っています。

子供の特徴を見極めて、その子に合った育て方ができるといいですね。

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