自己紹介
はじめまして♪
このブログを書いているかなんと申します。
まずは簡単に自己紹介させてください。
私は現在、1歳の娘と夫の3人で暮らしています。
夫とは社会人になってから婚活をして知り合い結婚しました。
出会って5ヶ月で婚約とスピード婚でしたが、夫婦仲は良好です。
世の中が落ち着いたら結婚式と新婚旅行を計画したいと思っています。
娘は私が社会人3年目のときに授かりました。
妊娠中は想定外のことがたくさんあり、プライベートも仕事もゴタゴタで大変でした。
耐えきれなくて一度、家出したこともあります・・・。
産後は産後で初めての子育てへの戸惑いとワンオペのやりきれないモヤモヤで大変ですが、我が子は世界一可愛い宝物です。
元気いっぱいママ大好きっ子に成長してくれました♡
趣味は茶道です。
今はやめてしまいましたが、武家茶を習っていました。表千家もちょっとかじってます。
好きなお茶碗は黒楽(くろらく)です。シンプルだけど奥深いところが好き。
仕事は企業で研究員として働いています。
日常生活では、癒し系、おっとり、マイペースなどと言われますが、実は理学博士です。
私の理系女子歴とキャリアについては後ほど改めて紹介します。
私が理系女子に育った理由
私は今でこそ、博士号を持つザ・理系女子ですが、実ははじめから理系に興味があったわけでも理数系が得意だったわけでもありません。
高校
高校までは、どの科目も平均点、これと言った特技も好きな物もなく平々凡々な普通の女の子でした。
理系に進んだのも大学入試で大きくコケるリスクが少なく、点数が取りやすいからという理由です。
皆さんの想像する理系女子像とはだいぶ違うのではないでしょうか?
大学:学部〜修士
では、いつ私が研究大好きな理系女子になったかというと、なんと博士課程在学中です。
ただ転機は修士1年生で経験した留学でした。
大学では4年生になると研究室に配属され、卒論に向けて研究をします。
もちろん私も一生懸命、昼夜問わず実験をしました。しかし、ちっとも面白い結果が得られなかったのです。
めちゃくちゃ辛かったです。
「このままここで研究を続けていても何も変わらない」と確信した私は、たまたま研究室に来ていた海外の先生にお願いして留学することにしたのです。それが学部4年生の終わりです。
留学先は国立の研究機関だったのですが、そこでは誰もが研究を楽しんでいました。
失敗しても、新しい発見をしたと笑っているのです。
日本の大学での学位を取るためにする研究とは全然違い、衝撃を受けました。
研究は楽しんでいい
と気づいた瞬間でした。
しかし、残念なことに、修士の2年間では、学位を取るには十分でしたが自分が納得できるような研究成果は得られませんでした。
普通はここで就職を考えるのですが、好奇心旺盛で負けず嫌いな私は作業ではなく
「ちゃんと研究をしたい」
と思い博士課程への進学を決めたのです。
(私にとって世界で初めてでなければ、それは研究ではなくすべて作業です。)
博士
博士では新たにゼロから自分で研究テーマを考案し再スタートを切りました。
土日も休みなく、当時の研究室で誰よりも実験と勉強に明け暮れました。1日12時間とか研究室に篭ることも珍しくありません。
その甲斐もあってか運よく、「面白い」と思えるデータを出すことができました。
その後は、得られたデータ(現象)について何が起こっているのが原因を考察、考察、考察・・・の日々でした。
このひたすら考える時間がものすごく楽しかったのです。
ようやく研究というものを知ったと心から思えました。
教科書に書いてあることだけでは説明がつかない、まさに世界で初めて、自分だけが見ている世界があるのです。
この高揚感は経験した人にしか分からないと思います。
こうして私は研究という沼にどっぷり浸かり、立派な理系女子へと成長しました。
こんな理系脳を持つ子供でした
すでに書いた通り、私は決して理数科目が得意だったわけではありません。
でも、好奇心は旺盛な子供でした。
「どうして?」「なんで?」を連発して親を困らせていたのも今となってはいい思い出です。
そして、疑問に思ったことをうやむやにされるのが嫌いで「分かりたい」「納得したい」気持ちが強い子でした。
疑問を見つけ、理論的に考察し、納得したいという気持ちは人一倍強かったです。
今思えば、研究の手順と同じことを小さいころから自然と行っていたように思います。
理系女子のキャリアとライフプラン
私には3つ夢があります。
- 世界を飛び回る研究者になること
- 子沢山で明るい家庭を築くこと
- 子供たちに十分な教育を受けさせる機会を与えること
研究者としては
- 理学博士号を取得
- 国際誌に複数論文掲載
- 国際学会優秀賞受賞
- 国際学会招待講演
- 国内学会奨励賞
などそれなりの実績を残して来れたと思います。
企業に勤めてからも社内で表彰されたり、大きなプロジェクトを成功させることができました。
ママとしては現在一人娘を育てている最中でまだまだこれからだと思っています。
職場でも初めてで唯一のママなので、いろんな意味で会社からの期待も大きいです。
平日ワンオペ、週末0.8オペですが、
- 家事の手間はできる限り減らし
- ヘルパーや子育て支援などの制度を活用し
- 夫や上司と定期的にライフプランを共有し
- 職場で信頼関係を築き味方を作り
- 7割でOKという心持ちで過ごすことで
家事、育児と仕事が両立できるように工夫しています。
私が子供を理系に強い子供にしたい理由
- より人生を楽しんでほしい
- 将来、生き残れる人材になってほしい
という理由から私は子供を理系に強くなるように教育したいと考えています。
私は子供たちに「楽しい」「面白い」とたくさん感じてほしいのです。
そして、理系脳を鍛えることで物事をより楽しめるようになります。
例えば、
- どうして空は青いの?
- どうして手を離すと物は落ちるの?
- 酸素が磁石にくっつくって本当? など
知らなくても困らないけど、知ることでちょっとワクワクする人生を歩めるって思いませんか?
また、少し現実的な話をすると、今ある職業の多くがAIに取って代わられると言われていますが、理系脳を持っていればAIに勝つことができます。(だってAIはノーベル賞取れませんよね?)
つまり、これからの時代で生き残るためには理系に強いことが圧倒的なアドバンテージとなります。
子供の将来の可能性を広げつつ、人生を楽しむためには理系脳を鍛えることが大切です。
※ここで言う、理系脳とは単に算数や理科でいい点数を取るということではなく、
自分で課題を見つけ、理論的に考察し、解決まで導く思考のことを指します。
このブログでお届けすること
当ブログ「キャリアも諦めない!理系ママの子育て」は、
- 忙しい理系ママが
- これまで積み上げてきたキャリアを諦めることなく
- 無理なく子育てと両立させる
ことと
- 子供が
- 楽しく学んで理系脳を育むことで
- 日々の生活の中に面白さを見つけつつ
- 将来やりたいことで生きていく術を身につける
ことも目指して「理学博士ママがキャリアと子育てを両立させる工夫を発信」していきます。
- 遊びながら楽しく子供の理系脳を鍛える方法
- ママ自身が理系脳によって感情に振り回されず子育てとキャリアを両立する方法
- 理系女子ならではの悩みを解決する方法
勉強は苦しんでするものではなく、楽しみながら学ぶことで自然と結果もついてくるものです。
そして、勉強して身につけた知識や経験は失われることのない財産になります。
特に理系脳を鍛えることで、子供をこれからの時代で必要とされる人(感謝される人)に育てる方法を一緒に学んでいきましょう。
ママ自身も子供と一緒に理系脳を鍛えることで、子供と時間を共有できますし、イライラしない子育てができる未来を手にすることができます。
さらに、博士号を持つ理系女子で研究者である私の経験から、キャリアと子育ての両立法など多くの理系女子が知りたい悩みの解決策をお伝えするので、ぜひ参考にしてください。