男性の多い環境に身を置く理系女子ですが、結婚となると理系女子は謙遜されるなんて話をよく聞きます。
実際に私も身近な人から、「勉強ばかりして嫁のもらい手がなくなる」などと傷つく言葉を吐かれたこともあります。
同じように、理系を選んだけど結婚できるのか不安に思っている理系女子も多いのではないでしょうか?
特に大学院まで進学すると、高学歴女子としても婚活市場では不人気になるという声もあります。
そこで、この記事では
- 大学院卒の理系女子は婚活ではモテないの?
- 理系女子はどこで結婚相手を見つけているの?
という疑問に、院卒の理系女子で既婚者の私が同じく院卒理系の友達の事例も交えて、院卒理系女子の結婚事情について赤裸々に告白します。
- 結婚できるか不安な大学院卒の理系女子
- 理系女子の結婚事情が知りたい人
院卒の理系女子は結婚できないって本当?
一時期「リケジョ」がもてはやされましたが、婚活市場においては大学院卒の理系女子は世間ではマイナスイメージを持たれがちです。
実際に初婚年齢のデータを持ってきて、いかに院卒理系女子が結婚できないかを主張しているサイトもたくさんあります。
なぜ院卒の理系女子は結婚できないと言われるのでしょうか。
院卒理系女子の私と友人の事例とともに高学歴理系女子の結婚事情を紹介します。
院卒理系女子が結婚をするタイミングは?結婚ラッシュは?
理系大学院出身の私の周りでは就職して2年で結婚する人が多かったです。
大学院(修士)をストレートで修了すると24歳なので、結婚ラッシュは26歳です。
不思議なことに学生時代に彼氏がいたどうかはあまり関係ありませんでした。
学生時代に彼氏がいた友人も社会人になって初めて彼氏ができた友人も不思議なことに結婚ラッシュの時期は同じでした
厚生労働省のデータによると、2021年の女性の平均初婚年齢は28.6歳だそうです。
そして一般的な第1次結婚ラッシュが25歳、第2次結婚ラッシュが30歳目前です。
つまり、院卒理系女子の結婚ラッシュと世間一般の女性の結婚ラッシュの年齢はほとんど同じであり、大学院卒であることや理系であることが結婚できない、婚期が遅れる理由にはならないことが分かります。
理系女子の結婚相手はどんな人が多い?
院卒理系女子の結婚が難しい理由として、相手への理想が高いことが挙げられますが、実際はどんな人と結婚しているのでしょうか。
私と友人の事例を紹介します。
ここで挙げる友人は国立大理系院卒に限定しています。
- 同じ大学院卒の同級生や研究室の先輩が多い
- 高卒や学部卒の人もいる
- こだわりはないが理系が多い
- 年齢は同年代が多く、年下から年上まで±3歳くらい
- 年収は理系女子の方が多いパターンもある
- 国際結婚して海外暮らしというケースもある
自分が理系の大学院卒だと必然的に周りの男性も同じような人が多くなります。
理系大学院卒というと一般的には高学歴と評価され、婚活市場では高望みとみなされます。
したがって、院卒理系女子は結婚相手の理想が高いと言われるのです。
しかし、置かれた環境から最も人数の多い(分母の多い)層をターゲットとしているので理想が高いため結婚できないということはありません。
むしろ、普段から慣れ親しんでいるため、お互いに居心地のいい関係が築ける可能性が高いです。
理系女子の出会いの場は?
院卒理系女子の結婚相手は、同じく院卒の理系男子が多いとお伝えしましたが、出会いの場は様々です。
実際に院卒理系女子が旦那さんと出会った場所を紹介します。
- 出身大学(大学の同級生、研究室の先輩後輩)
- 大学のサークル
- 学生時代のバイト先
- 会社の同級生、先輩
- 趣味のサークル
- 結婚相談所や婚活アプリなど
大学の研究室の先輩や後輩と結婚する人が1番多いですが、実は男女ともに社会人になって勤務地が決まってから結婚相談所で結婚相手を見つけるというパターンも多いです。
学生時代に彼氏がいなかった人も社会人になってから彼氏を作り結婚しています。
交際期間は?
交際期間は付き合い始めたのが、学生のときか社会人になってからかで変わります。
- 学生時代の彼氏と結婚するパターン:交際期間2〜5年(就職して1〜2年で結婚)
- 社会人になってから出会った人と結婚するパターン:交際期間2〜3年
私の周りでは社会人になってから付き合い始める場合は、最初から結婚を意識しているので交際期間は短くなる傾向が見られました。
よくある質問に理系女子が体験談から答えてみた
女性が理系院卒で結婚するメリット
婚活には不利だと言われる院卒の理系女子ですが、実際はそんなことはありません。
理系院卒で結婚するメリットはたくさんあります。当事者ならではのリアルな声をお伝えします。
- 新卒でも収入が多く経済的に安定している
- 大手企業に勤められる可能性が高い
- 出会う男性のスペックも高い(自分と同レベル)
- ハイスペ男性の忙しさや大変さに共感しやすい(価値観の共有)
- 相手に依存せず自立している
結婚相手に求めるものとして、必ずといってもいいほど挙げられるのが、安定した収入と価値観の一致です。
理系院卒は初任給が高く、安定した収入があります。共働きを視野に入れれば彼氏の収入の安定を待つ必要も高収入の男性を探す必要もないので結婚までが早く、結婚後も安定した生活を送れます。
また理系という男性が多い環境で過ごしてきたという強みがあります。
男性と価値観が一致しやすく、婚活もスムーズに進みます。
近年は女性の社会進出も進んでおり、共働きも珍しくなくなっています。
それに伴い、女性も稼げている方が好ましいと考える男性も増えているので、学歴や収入がネックになって結婚できないということはありません。
婚活市場における院卒理系女子の需要は社会の流れから見ても高まる傾向にあると言えます。
まとめ
院卒理系女子のリアルな結婚事情をまとめました。
院卒の理系女子は結婚できない、結婚できても婚期が遅いなどと言われますが、実際はそんなことはありません。
むしろ、共働きが増え自立した女性を求める男性が多くなっている現代では、安定した職に就け収入もある院卒の理系女子の需要は増加傾向にあります。
大学院卒、理系ということにこだわらず、一緒にいて居心地のいい相手を探しましょう。