0歳児や1歳児向けのおもちゃを探すときに、必ずといっていいほどおすすめされるのが「ボール転がし」です。
ここでいうボール転がしとは、ボールトラッカーというおもちゃのことです。
定番なおもちゃなだけあってわが家の1歳になる娘も毎日、楽しそうにボールトラッカーで遊んでいます♪
そんなボールトラッカーですが、実は知育効果があるんです!
- 知育には興味があるけど、無理やり勉強させるのは気が引ける
- 子供が小さいうちは遊びながら自然と学ぶ機会を与えたい
そんなママにおすすめしたいのがボールトラッカーを使ったボール転がしです。
今回は、博士号を持つ理系女子ママである私が1歳の娘とボールトラッカーの知育効果を検証しました!
実際にわが家で遊んでいるプレイミーのフラワーガーデンというボールトラッカーも紹介しています。
- 知育おもちゃに興味がある幼児のママ
- ボールトラッカーの知育効果を知りたい1歳児のママ
- プレイミーのフラワーガーデンを購入するか迷っている幼児のママ
ボールトラッカーの5つの知育効果
ボールトラッカーで遊ぶことで次の5つの知育効果が得られます。
- 追視力(観察力)が育つ
- 体を動かす
- 手先の器用さをきたえられる
- 推理力が育つ
- 想像力が高まる
このうち、特に
- 追視力(観察力)
- 推理力
- 想像力
は理系脳を育てる上でも重要となるので、ぜひとも幼少期に身につけておきたい力です。
理系脳について詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
追視力(観察力)が育つ
ボールトラッカーで育つ力はなんといっても追視力(観察力)です。
ボールがスロープの上を左右に転がりながら落ちていくので、自然に視線を左右に動かす練習ができます。
転がるボールを目で追うことで育てられる追視力は読み書きする力の土台になるので、これから学習を進めていくときに役立つこと間違いなしです!
また、追視力は理系脳を持つ子供の特徴でもある観察力にもつながります。
子供が慣れないうちはゆっくり転がるボールを選ぶのがポイントです。
ただし、ボールの転がる速さが速すぎると、子供は目で追いかけられません。
すると、すぐに興味を失ってしまうので気をつけてくださいね。
特に1歳未満の子供と遊ぶときはスロープの傾斜がゆるやかなおもちゃを選ぶなど工夫してみてください。
体を動かす
ボールトラッカーで遊ぶためには、ボールを高い位置から転がして、下まで落ちたボールを拾う動きが必要です。
なので、遊びの中で立ったりしゃがんだりを繰り返す屈伸運動をすることになります。
体を動かすことは体幹をきたえるだけでなく、脳の発達にも効果があるといわれています。
実は体を動かすことは知育効果アップにつながるんです!
ひとり立ちができなくてもボールを追いかけて体の向きを変えたり、つかまり立ちの練習をしたりすることもできます。子供の成長に合わせてできる範囲で遊びながら体を動かしましょう!
私は“ずりばい”ができるようになったよ(^^)v
手先の器用さをきたえられる
手でボールをつかんで、スロープの上に置き、離すことで手先の器用さをきたえられます。
実は手先を動かすことで脳に刺激を与え、思考力や記憶力などを育むことができるんです。
モンテッソーリ教育でも0歳から6歳の子供は手を使うことが重要といわれています。
体を動かすことと同様に、手先を動かすことも知育の効果を最大限にするためには大事です。
推理力が育つ
ボールトラッカーで遊ぶときに、転がるボールの動きを予測することで推理力を育てることができます。
子供が通常のボール転がしに慣れてきたら、たとえば次のような方法でさらに推理力をきたえてみましょう。
- 転がすボールの重さや形状を変える>>ボールの転がる速さや転がるときの音はどう変わる?
- ボールトラッカーを手作りしてスロープの途中に穴を開けておく>>穴まで転がったボールはどうなる?
- ボールを2つ続けて転がす>>ボールが1つのときと何が変わる?
わが家ではプレイミーのフラワーガーデンというボールトラッカーを使っています。
フラワーガーデンには通常のボールのほかに「てんとう虫」や「フラワー」などちょっと変わった形状のおもちゃがついているので推理力をきたえるのにピッタリです。
プレイミーのフラワーガーデンで実際に遊んだ体験談は後ほど紹介します
想像力が高まる
ボールトラッカーはスロープ上にボールを転がすだけの単純なおもちゃなので、
- 何を転すか
- どの高さから転がすか
- 途中に障害物を置いたらどうなるか
など自由に遊び方を考えることができます。
シンプルなおもちゃだからこそ遊び方に工夫の余地がたくさんあります。
想像する力は考える力につながります。
大人も子供と一緒に遊ぶことで頭が柔軟になり脳が活性化されますよ
1歳児がボールトラッカーで遊んだ実体験【理学博士ママの口コミレビュー】
今回は1歳になったばかりの娘とプレイミーのフラワーガーデンというボールトラッカーで遊んでみました。
実際に1歳児が遊んだ様子からボールトラッカーの知育効果について理学博士ママが評価しています。
フラワーガーデンには4種類の転がすおもちゃが付属しています。
- ボール×2個
- てんとう虫×1個
- フラワー×2個
- リング×1個
フラワーとリングはスロープを転がるときにカタカタと音がするので視覚だけでなく聴覚でも楽しめます。
また、花びらやリングの部分を持つことができるので、ボールやてんとう虫に比べてつかみやすそうです。
なので、0歳のころはフラワーとリングがお気に入りで、手で持って振ったり口に入れて遊んでいました。
転がる速さもフラワーとリングはゆっくりだから目で追いかけやすいの!
1歳を過ぎてからは、自分で4種類すべてのおもちゃを転がして楽しく遊べるようになりました。
写真では青いボールを転がそうとしています♪
形状が4つあると子供の成長に合わせて遊べるのでいいですね^^
何度もしゃがんだり立ったりしながら遊んでいるおかげで、娘は足がしっかりしています。
実際に、同じ月齢のほかの子供より歩きはじめるのも早く、すでに小走りもできるほどになりました!
また、推理力や想像力については転がるおもちゃを見ながら
おぉ〜!!
と言ったり手をたたいてリアクションを取っているので、何かしら感じているものがあるんじゃないかなと期待しています。
1歳の娘がボールトラッカーで遊んだ様子からボールトラッカーで得られる知育効果の評価をまとめます。
知育効果 | 評価 | コメント |
追視力 | ★★★ | しっかりおもちゃを目で追うことができるだけでなく、 ママをよく見てマネするのが上手になった |
身体能力 | ★★★ | 屈伸運動だけでなく、歩いたり走ったりできるようになった |
手先の器用さ | ★★☆ | ファスナーや保存容器のふたを開けられるほど器用になった |
推理力 | ★☆☆ | リアクションはあるものの評価は難しいので不明 |
想像力 | ★★☆ | 遊び方の工夫はしているので想像力もきたえられていると期待 |
追視力と身体能力は文句なし!
ボールトラッカーのおかげで、かなりきたえられました。
まだ言葉が話せない1歳児なので、推理力と想像力は評価が難しいですが、おおむね期待される知育効果は実感できたというのが私の感想です。
フラワーガーデンはパーツ(転がすおもちゃ)だけでも売っているので興味がある人は見てみてください。
スロープはティッシュの空き箱やサランラップの芯、ペットボトルなどで手作りすることもできますよ。
まとめ
この記事ではボールトラッカーの知育効果について実体験をもとに評価しました。
ボールトラッカーの知育効果は
- 追視力(観察力)が育つ
- 体を動かす
- 手先の器用さをきたえられる
- 推理力が育つ
- 想像力が高まる
の5つがあります。
ボールトラッカーはシンプルなおもちゃでありながら、たくさんの知育効果を得ることができます。
ボールトラッカーを購入するか迷っている人の参考になれば嬉しいです。